今回のシンポジウムには、「メンズ・リブ」の旗手、伊藤公雄さんと、「メンズ・リブ」の理解者、河村吉宏さんをお迎えした。もちろんお二人は、家庭においても、職場においても「メンズ・リブ」の実践者だと思う。

お二人の話を聞きながら、この機会に、ジックリと「メンズ・リブ」について考えてみようではありませんか？

そして、「メンズ・リブ」は私たち女性のとっていったいどんな意味をもつのだろう？
女性の心理的困難を克服するために、フェミニストカウンセリングは「女らしさ」や「良妻賢母」役割からの解放を提唱してきた。

しかし、この「ジェンダーの視点」は男性に共有されているのだろうか？
家庭で、職場で、そして社会全体において。
「女が変わっても、男はちっとも変わらない」ではツマラナイ！ と思いませんか？
熱意とユーモア感覚とをもって「メンズ・リブ」に激突しましょう！