ローリーが『日本の女性たち』の写真を撮ったのは日本のなかで女であることのもつ複雑で、多層的な経験について話し合い、日本における女性のアイデンティティを明らかにするためのコンテクストを創造することに、一緒に取り組みたいと願ったからだそうです。

この講演では『日本の女性たち』を考えるためのコンテクストを、まずローリーが自身のヌード写真集を使って説明します。それから『日本の女性たち』の写真を見せてくれるそうです。モデルの女性たちのコメントも話します。

ローリーは活発な質疑応答を期待しているそうです。ぜひお出かけください。

通訳　レベッカ・ジェニスン（京都精華大学教員）

LAURIE TOBY EDISON
1989年以来、写真家として国際的に活躍。1994年『大きな女性』（Women En Large：Images
of Fat Women）のヌード写真集、2003年『親しい男性』（Familiar Men:A Book
of Nudes）を出版。
来日したローリーは、「日本」という文化のなかで様々に生き、働く女性に魅せられ、彼女達のプロフィールを撮りはじめた。それが今回の『日本の女性たち』である。