公開講座

トラウマの連鎖を断つために~DV・児童虐待被害者へのケア

タイトル
トラウマの連鎖を断つために~DV・児童虐待被害者へのケア
実 施 日
2008年11月9日(日)13:30~15:30
場  所
京都会館 会議場
講演者
シンポジスト
(敬称略)
加茂 登志子(東京女子医科大学付属女性生涯健康センター・精神科医)
竹之下 雅代(ウィメンズカウンセリング京都)
コーディネーター
井上摩耶子(ウィメンズカウンセリング京都)
概  要
DVは女性への人権侵害であり、子どもへの児童虐待であり、女性や子どもたちに深刻な心の傷(トラウマ)を与えます。さらに、もし女性(母親)が夫からのDV被害に対する適切なケアやサポートを受けられなければ、そのストレスは子どもへの暴力となってしまうおそれがあります。こうしていわゆる「トラウマの連鎖」や次世代にまで影響を及ぼす「世代間連鎖」が生じます。この連鎖を断つために、DV・児童虐待問題は個人的な問題ではなく、社会的責任において対処すべき問題としてとらえ、被害者ケアに取り組む必要があります。
14周年を迎えたウィメンズカウンセリング京都は、DV被害母子の精神健康について長く実践研究を重ねてこられた加茂登志子さんをお迎えし、市民、支援者、専門家として果たすべき社会的責任を皆さんと共に考えたいとこのシンポジウムを企画しました。
入 場 料
無料(定員150名 当日先着順)
備  考
・京都ヒューマンフェスタ2008事業の人権シンポジウムとして開催しました。
・(財)京都オムロン地域協力基金の助成を受けました。
主  催
ウィメンズカウンセリング京都
共  催
報 告 書
WCKニュース2009年1月号(第49号)の特集をご参照下さい。

2008/11/09 [公開講座]